【ライター奮闘記】修正対応から学んだ7つのこと

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私は今、Webライターとしてお仕事を始めて1年を迎えるところ。

未経験・初心者の状態から今まで、修正対応を何度も経験してきました。

現在進行形で、今も新しいお仕事先でご指導いただきながら日々パソコンに向かっています。

受けた修正依頼は、丁寧にご指摘くださるものからストレートな厳しい表現まで、クライアント様によってさまざま。

悔しくて、虚しくて、不甲斐なくて、半泣きになりながら修正したこともあります。

しかし振り返ってみて思うのは、どんな修正依頼にも、私に必要な学びがあったということ。

私と同じように、修正依頼を受け「自分には能力がないのかな」と悩むライターさんの心が少しでも軽くなりますように✨

そんな思いで、今回は私が修正対応から学んだことについてお話していきます。

修正対応から学んだ7つのこと

読み手のことを考えて構成された文章は、読んでも眺めても美しいもの。

普段日本語を使っている私たちですが、相手にわかりやすく伝わる正しい言葉遣いが常にできているかといえば、必ずしもそうとは言えません。

Webライターとして一年間ライティングに向き合ってきた中で、私が修正対応を通して学べたと実感していることが7つあります。

  • 正しい日本語
  • 話し言葉と書き言葉の印象の違い
  • 漢字を開くことによる読みやすさ
  • 教え上手は書き上手
  • ムダな言葉は不安を誘う
  • 文章のビジュアルの重要性
  • 教えをまっすぐ受け入れる素直な心

ここに挙げた7つは、ひよっこライターの私が、修正対応に落ち込みながらも学べてよかったと感じた文章、言葉、モチベーションに関することです。

ベテランライターさんなら当たり前にできていることばかりかもしれませんが、私にとっては修正対応で得られた新たな学び。

指摘を受けたら、それを吸収し、ゆっくり自分のものにしていけばいいのです。

正しい日本語

正しい日本語、使えていますか?

私はWebライティングを始めて、間違った日本語を平気で使っていることに気づかされました。

  • 「~たり」「~たり」と並べて使うこと
  • 主語と述語の関係性をきちんと成り立たせること

子どものころ習ったはずの基本的なルールを、いい大人の私が、守れていなかったんです。

会話の中であれば気にならない間違った日本語も、目に見える文章になった途端、読み手に大きな違和感を与えます。

指摘を受けるまでは、作成した文章を音読しても気づかなかった間違い。

修正対応をする中で、基本的な日本語の使い方を見直すことができ、つじつまの合うすっきりとした文章が書けるようになったと感じています。

話し言葉と書き言葉の印象の違い

  • 「~なので」
  • 「~いいでしょう」
  • 「~してしまいます」

会話では何の違和感もない言葉も、記事になると、丁寧さを欠いたり幼稚な印象を与えたりする要因となることがあります。

会話調のくだけた文章を求められることもありますので、一概には言えませんが、わかっていて使い分けるのと何となく使ってしまっているのでは大違い。

「いいでしょうは話し言葉の印象が強いので、よいでしょうに統一しましょう。」

いいでしょうも間違っていませんが、とカバーしてくださる優しい校正者様からご指摘を受け、気づかせていただけて良かったと思っています。

漢字を開くことによる読みやすさ

なるほど~が詰まったライティングの教科書

漢字を開くという表現を知ったのは『新しい文章力の教室』を読んだ時のこと。

本来の意味から離れた漢字をかなに変えることを意味します。

また、使い方としては間違っていなくても、漢字にすることで読みにくくなったり印象が堅くなりすぎたりする場合には、開いてかなにする方が良いとされる場合も。

例えば、このような使い方。

  • 読んだ時の事→読んだ時のこと
  • 知って欲しい→知ってほしい
  • 出来る→できる
  • 是非→ぜひ

私はいまだに、パソコンの変換に頼りきりで、漢字を多用する癖があります。

無意識に使っている漢字への指摘は、確かに、なるほどと思うものばかり。

漢字の開き方の習得が、今の私の大きな課題です。

『新しい文章力の教室』は、さまざまな文章の作成に役立つ情報が詰まった一冊。

Webライターとして胸を張ってお仕事できるようになりたい!

そう思った時に購入し、こまめに読み返している大切な本です。

教え上手は書き上手

Webライターのお仕事は、Web上の文章を作成すること。

Web上の文章を読むのは、このキーワードについて知りたい、悩みを解決するための方法を知りたい、そんな思いで検索窓に文字を打ちこむユーザーです。

Webライターは、読み手が知りたい情報をわかりやすく伝え、悩みを解決するための情報を正しく伝えることが大切。

つまり、読み手にとって必要な情報を徹底的に調べ、それをうまく伝える「教え上手」であることが、多くの方々から求められる文章を書けるライターに必要な条件なのです。

あるキーワードについて、ライターは調べながら書いているので、執筆が進むほどそれについて詳しくなっていきます。

しかし、その記事を読むのは、ライターの書いた文章に出会ってはじめてその情報に触れる読み手。

記事を書く際には、調べながら詳しくなった時点の自分をベースに考えず、何も知らなかった自分の知識量や気持ちをベースに考えなければいけません。

あなたが求める情報を、わかりやすく文章にして教えるよ😄

ピアノについて何も知らない生徒さんへのレッスンと似ています♪

ムダな言葉は不安を誘う

「〇〇だったりしちゃったりなんかしっちゃったりして~」

これはさすがにふざけていますが(笑)

柔らかいニュアンスで伝えようとしてムダな言葉を足すことは、読み手の不安を誘うことにもつながります。

  • ~と思います
  • ~のように感じます
  • ~かもしれません

知りたいことがあって記事にたどり着いた読み手に対し、このような語尾ばかり並んだ文章は、どのような印象を与えるでしょうか?

「この情報、信頼できるのかな?」

たぶん~だと思うという情報を100%信じて最後まで読み進めることは、難しいですよね。

「です」「ます」の言い切りばかりの文章なら信頼できるというわけではありません。

修正依頼を受け、自分の文章力への不安を抱えてライティングに取り組んでいた私の姿勢が文章の語尾に表れ、読み手の不安を誘うニュアンスになっていたことに気づかされました。

「です」「ます」の言い切りばかりの文章なら信頼できるというわけではありません。

しかし、根拠まで徹底的に調べて一つの記事にまとめた自分の作品は、読み手に安心して読んでもらうためにも、自信を持って送り出してあげよう、指摘を受け、そう心に決めました。

文章のビジュアルの重要性

文字が詰まった文章に対し、濃い情報が得られそうだと期待するか、疲れそうだから他の記事を読もうと検索し直すか・・・

残念ながら、後者の方が断然多いのが現実。

  • 漢字が多すぎる
  • 1文1文が長すぎる
  • 空白がなさすぎる

色々伝えたくてビジュアルを無視した結果、誰にも読んでもらえない記事に仕上がるのは悲しいことです。

Web上で自分の欲しい情報を検索する方は、わかりやすくて短時間で理解できる、目にも脳にもやさしい記事を求めています。

  • 漢字を開いてかなとのバランスをとる
  • 適度に区切られリズムよく読めるよう、1文の文字数に気を配る
  • 改行をうまく使って読み手を疲れさせないようにする

こんな文字だらけのブログを書いておいてなんですが(まだまだ反省が足りませんね💦)、文章の見た目を整えることが読みやすさに直結することも修正対応から学んだ大切なこと。

執筆し終わったら、音読チェックと一緒に記事のビジュアルチェックもしています。

教えをまっすぐ受け入れる素直な心

最後はマインド面のお話。

私は今、修正対応をしながらこう思うことにしています。

指摘された点を直して自分のものにできたら、もっと素敵な記事が書けるようになる!

Webライティングをはじめて数か月ほどは、修正依頼を受けるたびに自分の文章には価値が無い、能力がなさすぎると悩んでいました。

「修正が多いから、自分はダメなライターなんだ!」

それでも、私は文章を書くことが好きで、このお仕事に大きな魅力を感じていたので何とか続けてこれました。

そのうち、同じように修正対応をする中で、その内容の変化に気づき始めました。

「ごっそり書き換えられるような修正依頼じゃなくなってきたなぁ。」

「そういえば、何回か指摘された私の癖、最近言われなくなったような気がする!」

ペースはゆっくりですが、自分なりに成長していると感じられる内容に変わってきたのです。

修正依頼をネガティブな方向にとらえず、ライター人生のプラスになると考えるポジティブ思考を持ってライティングに臨む。

ネガティブ人間の私にとって、簡単ではありません。

ですが、もし本当にどうしようもなく使えないライターなら、指摘するもの面倒ですぐクビになっているんじゃないかな?

指摘してもらえるということは、直る見込みがあると思ってもらえているんじゃないかな?

そう思うと、私まだいけるかもと思えませんか?

私はそう思って前向きにとらえて進んでいます。

修正対応から得た7つの学びのお話でした

一生懸命書いた記事に、たくさんの指摘が書き込まれて返ってきた時の悲しさ。

ネガティブにならざるを得ない気持ちは痛いほどわかります。

ですが、その瞬間の悲しみより、今後長く続いていく楽しく充実したライター人生のための学びを優先させてみませんか?

私は今も修正対応をしながらお仕事をしている身です。

偉そうなことは全く言えませんが、いつか修正いらずの素敵な記事を書けるライターになれるよう、修正依頼にまっすぐ向き合いながら、経験を重ねていきたいと考えています。

Webライティングのお仕事が大好きな皆様、一緒に前を向いていきましょう😄

ご清覧ありがとうございました♬

Profile

〚ピアニスト・Webライター〛

愛知県岡崎市出身

地元愛知を中心に伴奏ピアニスト・ピアノ講師として活動する傍ら、Webライターとしてユーザーファーストの記事を執筆。

大好きなピアノやライティングとと関わり続ける中で生まれる喜びや苦悩、30代半ばのおひとりさまの日常やこころに浮かんだことを綴っています。

趣味の旅行や、読書、美容に関する情報もシェアしていきますので、ご興味のある方はぜひ覗いていただけたらうれしいです♪

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