ひよっこライターである私。
自分のパソコンはなく
家族共通のパソコンはメールとネットの使用のみ。
Web?全く踏み入れてこなかった分野で聞くだけで拒否反応・・・
そんな私が、いい歳になって急に何も知らないライターのお仕事に興味を持ったきっかけ。
それは、コロナ禍で感じた自分に対する無力感からでした。
Webライターへのきっかけは自分への無力感
コロナのニュースが聞かれるようになったのは、2020年2月ごろだったでしょうか。
その前には何の心配もなく仕事をし、友達と旅行をし、それなりに楽しく生活していた私。
しかし、得体の知れないウイルスが蔓延するようになり、想定していなかった大打撃が押し寄せてきました。
仕事がことごとくキャンセルに
2月からの演奏会の予定は当面キャンセル。
レッスンは2か月ほど停止。
ブライダルは約半年ほど0件。
それまでは、ピアノの仕事の隙間はバイトをし、時間を仕事で埋めることで安心するタイプだった私。
仕事がなくなり、午後から家にいるしかない状況の中で、自然と涙が出るようになり
「ちょっと壊れかけてるな💦」
と危機感を感じていました。
泣きながら、バイトを検索するも、もとに戻った時のことを考えるとレッスンの時間と被る仕事に応募することができず・・・
内職を探しましたが、同じように考える人が多かったのか
「今は人手が足りている」
と言われることが重なりました。
通常通りなのはバイトだけ
午前中はカフェでバイト。
私はこの生活をかれこれ10年以上、今も続けています。
ピアノだけで生活できるのが理想と思ってきました。
でもなかなか難しくて。
朝に強く早起きが全く苦ではない私には、とてもこの仕事が合っていました。
演奏の仕事があればお休みさせてくれるし、演奏会にも来てくれる良い方々と一緒に働くことができる職場。
恵まれた環境で、音楽の世界以外に身を置けるちょっとした息抜きの時間にもなっています。
しかし、コロナが騒がれ始めて数か月間は、この仕事だけが通常通り。
「私、何が本業だったっけ。」
「ピアニスト?ピアノ講師?いや、カフェバイトだけのフリーター・・・」
どんどん目の前が真っ暗になっていくのでした。
食生活の乱れで過去を思い出す
バイト先が運営するコンビニの夜の時間帯にも入るようになっていたこの頃。
バイト終わりに、廃棄のパンをもらえる時がありました(本当はダメ(笑))
そして、スイッチが入ってしまったんです、ドカ食いスイッチが💦
「明日食べよう」
そう思ってもらって帰った袋いっぱいのパンが、車を運転するほんの20分ほどで空になりました。
いわゆる過食症です。
私は、大学生の頃にも、きっかけがあって摂食障害に陥った過去がありました。
お腹が空いていないのに食べてしまう。
食べている時の意識がないとまではいかないですが、後悔するのはコンビニ袋いっぱいの食べつくしたパンやスイーツの残骸を見た時。
どうにかしないとまずいぞ・・・止められないけれど、その意識は頭の片隅にありました。
変わりたい!インスタに思いを綴り始める
一番早くもとに戻ったのはレッスン。
演奏はなかなかでしたが、レッスンができるようになっただけでも私にとってはこの上ない喜びでした。
しかし、一度ONしてしまったスイッチは自力でもとに戻せず
このままだと体を壊すしまともな食事ができなくなってしまうと思っていたところで、デトックスを指導している方のInstagramに出会いました✨
生活改善のデトックスを機にInstagramスタート
ハーブを使ったデトックス✨
断食やファスティングは未経験でしたが、この方法にはとても惹かれて、DMを送って始めてみることに。
そして、その方々がSNSで素敵な発信をされているのを見て
おしゃれなInstagramはできないけれど、誰かの心に響く発信ができるってかっこいいなぁ。
と思ったのです
デトックス自体も私には合っていて、体もすっきり。
食欲も無事に落ち着かせることができました。
ダイエット目的でされる方も多いと思うのですが、私がやってみて一番良かったと思うのは
脳と心の断捨離ができた点。
単純に
「焦りや虚しさを食で満たそうとしても、逆に重い体と食のことでいっぱいの脳と心に支配されるだけだよね。」
そう気づくことができたんです。
この経験を経て、おしゃれなInstagramにも刺激されて、少しずつ過去自分がつまづいたことや今思うことを綴っていくようになりました。
同じような方がいたら
「大丈夫だよ。私もそういう時期を経て今生きてるから。」
そう伝わるといいなと思って✨
綴っているうちに芽生えた感情「私にできることって」
自分の振り返り
心に浮かんだこと
誰かこれを知りたい人がいるのだろうか?(笑)と何度も思いながら書いているうちに
「私は本当にピアノしかできないの?」
「ピアノしか取り柄がないと必死にしがみついて、何も挑戦してこなかっただけでは?」
そう考えるようになりました。
聴いてくれる人をいい気分にさせてあげたい、共演者の最高の演奏のお供をしたい。
そう思って弾いているピアノ。
他の方法でも、何かのため、誰かのためになることが自分にできる可能性があるなら
やってみたい。
正直、具体的なことは何一つ浮かんでこなかったけれど
「自分の取り柄はピアノで、それ以外は何もできないからこの道を極めるしかない。」
その思考から外へ踏み出してみたいと思ったのです。
この思いは後に
「ピアノにしがみついていたけれど、それは仕方なくではなく、やっぱり本当に好きだからなんだ。」
と気づくきっかけにもなりました。
起業家さんの前向きさに憧れる
Instagramは元々専ら見るだけ。
投稿はほとんどしたことがありませんでした。
しかも、見るのも友達か動物のストーリーばかり。
デトックスをしてから素敵な発信をされている方が気になるようになり、その中にたくさんの起業家の方がいることを知りました。
起業って・・・何ですか?(笑)
そんなレベルの私ですが、前向きな投稿に感銘を受け、自分で切り開く人生を歩む人の格好良さに憧れました。
そして、ますます何かしたくなったわけです。
何か(笑)
起業支援のサイトに登録したけれど・・・
まずは行動だと思い、起業支援のサイトに登録をしました。
けれど、明確なビジョンがない私。
グループコンサルでは、他の参加者のこれから行いたい事業の明確さに怖気づき、参加できなくなりました💦
意見を求められても、進捗を聞かれても、答えられない・・・
私の悪いところなのですが、
呆れられる、がっかりされる、笑われる、馬鹿にされる
これらに異常に敏感に反応してしまって、失敗して恥をかくなら最初からやらない方がいいと、失敗を必死で避けようとしてしまうんです。
きっと、素晴らしい考えをお持ちの方々が参加されていたんだと思います。
でも、私は場違いなところに来てしまったと一瞬で後悔して、参加しなくなりました。
でも、素敵な方との出会いもあったんです。
ライターという仕事を知るきっかけを与えてくれた人との✨
無力感から始まりライターのお仕事を知るまでのお話でした
Instagramへの投稿が「変わりたい」と強く思うきっかけになったのは確か。
そこから、自分で仕事の幅を広げたいと思うようになりました。
しかし、周りの方が新たな一歩を踏み出そうと事業を起こすために奮闘している姿を見て
「わたし、ピアノしかできないんだった、何も提供できるものがない」
時代の流れに乗ることができる技術のない自分に、強く劣等感を感じ始めてしまった私・・・
そんな時、起業支援で月1お話を聞いてくださっている方をきっかけに、Webライターというお仕事を知ったのです。
ご清覧ありがとうございました♬
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