草津温泉1泊旅。
2日目の朝、昼間や夜とは違う風景を求めて、早朝6時過ぎにお散歩に行ってきました。
立ち寄ったのは、宿泊したお宿「源泉一乃湯」さんから徒歩10分圏内にある3つのスポット。
雪が残り、キリっとした空気の草津の静かな朝を満喫✨
昼や夜はさすがは人気温泉地、人で溢れていてゆっくり散策とはなかなかいきません。
ですが、朝はまるで温泉街を独り占めしているような気分。
とっても贅沢な時間を過ごせました。
草津にお泊りの際は、少し早起きしてあさんぽ(朝さんぽ)、ぜひお試しください
写真とともに、あさんぽの様子をリポートします!
スポンサーリンク爽やかな空気の中で湯けむりをあげる湯畑
草津温泉の中心、湯畑。
夜の幻想的な雰囲気とは違い、朝は澄んだ空気の中湯けむりが上っている、とても爽やかな風景が広がっています。
冷え込んでいたので、湯畑を見ているだけで体が温まるような気がしました
私があさんぽしたのは6時過ぎ。
この時間は、観光客がほんの少しと犬の散歩をする地元の方のみで、本当に静かでした。
ゆっくり足湯に浸かるなら、早朝が狙い目です!
温泉が流れる川と緑に囲まれた西の河原公園
湯畑から徒歩10分。
草津温泉の西の端に、河原のあちこちから毎分1,400リットルもの温泉が湧き出す西の河原(さいのかわら)公園があります。
夜は湯畑と同様ライトアップされているということですが、今回は早朝の静かな西の河原公園にお邪魔しました。
湯畑からは、元気に試食のお饅頭を配ることで有名な「草津長寿店」さんの前の道を進んでいきます。
一本道なので、迷う心配はありません♪
途中で、無料の銭湯が左手にあります。
以前は観光客も入れたようですが、現在はコロナ対策のため、地元の方のみ利用可能となっているようです。
そして10分ほどで入り口に到着です。
流れる川はすべて温泉
公園内には、川が流れています。
しかし、この川に流れる水、いやお湯・・・温泉なんです!
川が温かいなんて信じられなくて、少し歩いては川に手を突っ込み、また歩いては手を突っ込み、くまなく調べましたが、やはり温泉でした
硫黄泉分が含まれているため、川底がまるで宝石のように美しいエメラルドグリーンに見えるところも。
この付近一帯は、上信越高原国立公園の特別地域に指定されています。
寒い時期も、温かい温泉で手を温めながら巡れる、素敵な公園です。
公園内の神社でお参り
公園内には、草津の地を世に広めたドイツ人医師、エルウィン・ベルツとユリウス・スクリバの像や、ビジターセンターがあります。
縁結びのお地蔵様もいらっしゃいましたよ
そして、砂を持ち帰るとご利益があるという草津穴守稲荷神社も。
封筒が用意されていたので、スコップでひとすくい入れて持ち帰りました。
このご利益があらわれるのはいつになるのでしょうか・・・
まくのはもったいなくて、お部屋に飾っています。
願いが叶った時に、感謝を込めてきれいな場所にまいてこようかな✨
公園の置くには日本有数の大露天風呂が!
西の河原公園の奥には、日本有数の広さを誇る大露天風呂もあります。
混浴の日もあるそうですよ・・・
時期によって営業時間が異なるため、下記の情報を参考にしていただければと思います。
露天風呂好き、混浴好きの方はぜひ(笑)
遅咲きの神様が優しく出迎える光泉寺
西の河原公園を満喫して、湯畑に帰ってきました。
そして、湯畑から徒歩1分、長い階段の上にそびえる光泉寺へ。
光泉寺は、正治2年(1200年)に草津領主湯本氏により再建したと言い伝えられているお寺です。
朝のお寺は、神聖な雰囲気がより一層高まります。
石階段をのぼると、立派なお堂が。
光泉寺は「遅咲きの仏様」が祀られているという珍しいお寺。
光泉寺に祀られていた釈迦如来は、元禄時代に作られたとされていましたが、長い間その真相は不明のままでした。
そして平成17年、300年の時を経て、それが事実であることが調査によって明らかにされたのです。
以来、「遅咲き如来」として地域に人々に信仰されるようになりました。
これからもう一花咲かせたいと思っている人々を後押ししてくれる、年齢問わず挑戦するもの全てに勇気を与えてくださる仏様なのです。
こんな素敵なおみくじも。
全く光泉寺のことは知らずに行きましたが、ブログを始めたばかりのこのタイミングで行けたことを運命のように感じた私でした✨
ただ、冬の朝の光泉寺の地面は凍ってツルッツル。
手を合わせて振り返った瞬間、派手に転んで手を切るというアクシデントに見舞われました💦
寒い時期に行かれる方は、安定する靴を履いて、気をつけてお参りしてくださいね。
「源泉一乃湯」さんの裏手には顔湯が
私が泊ったお宿「源泉一乃湯」さんの裏手にも、草津温泉の良さを実感できるスポットが。
草津の源泉のひとつである地蔵源泉。
周りには、日帰り湯、足湯、手洗い湯、そして顔に温泉から立ち上る湯気を浴びる顔湯があります。
顔湯はまるでスチーマー!
あさんぽでキンキンに冷えたお肌が一気に緩み、それはそれは気持ち良かったです
地蔵源泉は「目洗い地蔵」とも呼ばれ、眼病によく聞くと言い伝えられてきた源泉でもあります。
ただ、地蔵源泉は強酸性泉のため、ちょっとした傷でもしみるほどの泉質。
目に入れるのはあまりおすすめできません・・・というか、あくまで言い伝えですので、目は直接洗わない方が良いでしょう。
草津温泉の魅力的な朝の風景のお話でした
あさんぽに大満足しお宿に戻ると、体温計から警報音が!
その数値はなんと「30.4℃」(笑)
しっかり防寒してこれなので、草津の冬を甘く見てはいけません。
でも、体の中、心の中が浄化されるような、素敵な時間を過ごせる草津の朝✨
旅行される際は少しだけ早起きして、昼とも夜とも違う草津をぜひ味わっていただけたらと思います。
草津1泊旅の様子、お楽しみいただけたでしょうか?
他にも旅行情報や30代独身女のおすすめ品、音楽やライターのお仕事について思うことなどをブログに綴っています。
ご興味を持っていただけましたら、そちらもぜひお読みいただければ幸いです。
ご清覧ありがとうございました♬
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